【たっちゃん】ヌートバーはなぜ日本代表?国籍や成績などwiki経歴プロフ!

ヌートバー

2023年3月から開催されている『第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』。

日本代表選手として、日系メジャーリーガーのラーズ・ヌートバー選手が選ばれましたが、日本ではまったくの無名選手であるヌートバー選手がなぜ日本代表に選出されたのでしょうか。

ネットでも「ヌートバーって外国の選手じゃないの?」「なんで日本代表なの?」など様々な理由で話題になっていますね。

そこで今回は選手が日本代表に選ばれた理由を徹底的に調査し、国籍や今までの成績、wiki経歴プロフをまとめました。

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目次

ヌートバーはなぜ日本代表なの?

日本でのプレー経験がなく、全くの無名選手といえるヌートバー選手が、そもそもなぜ日本代表に選ばれたのでしょうか。

日本代表に選ばれた理由として、次の4つが考えられます。

  1. 出場資格に当てはまる
  2. メジャーリーガーとの対戦経験が豊富
  3. 成績が優秀
  4. 愛される人柄

出場資格に当てはまる

WBCの出場資格は、次のように規定されています。

①当該国の国籍を有する
②当該国の永住資格を有する
③当該国で出生した
本人の親のどちらかが当該国の国籍を有する
本人の親のどちらかが当該国で出生した

WBCは選手自身に限らず、選手の両親のどちらかが当該国の国籍を持っていたり当該国で出生していれば、代表として出場する資格があるとしています。

ヌートバー選手は父親がアメリカ系オランダ人で、母親が日本人です。

出場資格の④⑤に当てはまるので、日本代表として出場することができます。

メジャーリーガーとの対戦経験が豊富

WBCは国際試合なので、多くのメジャーリーガーが出場します。

ヌートバー選手は普段から大谷選手やダルビッシュ選手のように厳しい環境でプレーしている選手で、WBCで対戦相手となるメジャーリーガーとの対戦経験が豊富です。

対戦相手の情報をたくさん知っているヌートバー選手は、日本の勝利に大きく貢献してくれるという理由から、日本代表に選ばれたのではないでしょうか。

成績が優秀

ヌートバー選手の2022年シーズン成績は、打率.228・本塁打14・打点40です。

日本では「打率」が重視されるため、一見ヌートーバー選手の成績はあまり良くないように見えてしまいますが、出塁率は.340あり、1番バッターとしては非常に優秀な成績を収めているといえます。

打球速度では、メジャー全体の上位9%に入っています。

また外野の全ポジションを守れるという強みがあり、将来を有望視されている選手です。

愛される人柄

ヌートバー選手は現在セントルイス・カージナルスに在籍していますが、実はチームきってのムードメーカー的存在だそうです。

WBC侍ジャパンの栗山監督は、代表メンバー選出までの間に何度もヌートバー選手とオンラインで面談を重ねました。

ヌートバー選手を日本代表のメンバーの選出した理由として、こう話しています。

(選出理由は)勝つことが一番。ツボにはまればホームランも打てる。特に日本の球場なら。スピードもあるしバランスもいい。勢いをつけてくれる」と説明。性格についても「100%全員が好きになる。愛される人柄」と太鼓判を推した。

引用:スポーツ報知

チーム内の雰囲気って、とても大切ですよね。

ヌートバー選手の成績はもちろん、ムードメーカーになりみんなを盛り上げてくれるような人柄も日本代表の選出理由のようですね。

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ヌートバーの国籍や成績など!

ヌートバーの国籍は?

ヌートバー選手はアメリカ生まれアメリカ育ち、国籍はアメリカ合衆国です。

しかしヌートバー選手は以前インタビューで「僕の民族性の大半はお母さん側に由来する」と語っていて、幼少期は年に1度、母・久美子さんの実家がある埼玉県を訪れていたそうです。

米国では珍しく自宅玄関で靴を脱ぐ。食事はご飯、みそ汁といった和食が多く食卓に並ぶ。ヌートバーは、納豆やわさびも好んで食べるという。

引用:朝日新聞デジタル

日本を愛するヌートバー選手には、小さなころから「いつか母国日本の代表として戦いたい」という夢があったそうです。

打撃フォームは、メジャーではそれほど多くない足を上げてタイミングを取るスタイルで、イチローさんを参考にしたそうです。

 「母親がイチロー選手のことがすごく大好きだったからかも。それか、生まれつき、母から受け継いだのかもしれない。昔からいつもタイミングを取る時は足を上げていたんだ」

引用:gooニュース

国籍はアメリカですが、日本を母国のように思い、日本代表として戦ってくれているヌートバー選手に感謝ですね。

またヌートバー選手の母親・久美子さんいわく、なんとヌートバー選手は日本代表に選ばれてから自分のことを「侍ジャパン」と呼んでいるそうです。

うれしいんだろうね。自分のことを侍ジャパンって呼んでいるから。『侍ジャパンが来るよ。朝ごはん用意して』『侍ジャパンおなかすいた』とか

引用:テレ朝POST

なんとも可愛らしいエピソードです。

そんなに喜んでくれるなんて、日本人としてなんだか嬉しいですね。

ヌートバーの成績は悪かった?

WBCでの活躍が話題のヌートバー選手ですが、実は以前は成績が悪い時期もあったようです。

ヌートバー選手は2018年にセントルイス・カージナルスと契約し、プロデビュー。

マイナーリーグでプレーを始めました。

しかし2019年の成績は、341打席でわずか7本の本塁打。

2020年にはコロナ禍が始まり、マイナーリーグの試合が中止になってしまいました。

そこでヌートバー選手は、アメリカシアトルにある野球トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」でトレーニングを開始。

短期間でスイングスピードを8マイル(およそ12.8km/h)上げることに成功したそうです。

トレーニングの成果もあったのか、2021年にはメジャーリーグへと昇格しました。

メジャー2年目、メジャーリーグでの通算成績は166試合で打率.231、ホームラン19本、55打点と、着実に実績を積み上げてきています。

ヌートバー選手の打者としての魅力は「長打力」と「選球眼の良さ」です。

狙い球を絞ってスイングするタイプで、2022年の出塁率は.34でした。

またヌトバー選手は守備にも定評があり、外野の全ポジションをこなせる万能選手です。

スピードを生かした広い守備範囲と、強肩が魅力だと言われています。

これからの活躍も楽しみですね。

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ヌートバーのwiki経歴プロフ!

ヌートバー選手のwiki経歴プロフをご紹介します。

名前:ラーズ・テイラー・タツジ・ヌートバー
日本名:榎田達治(えのきだ たつじ)
生年月日:1997年9月8日
年齢:25歳(2023年3月現在)
出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルセグンド
身長:190.5cm
体重:95kg
打球・打席:右投げ左打ち
ポジション:外野手

ヌートバー選手はエル・セグンド高等学校を卒業後、南カリフォルニア大学に進学、セントルイス・カージナルスと契約し、プロ野球選手になりました。

アメリカ系オランダ人の父親・日本人の母親・姉・兄の5人家族で、日本名の「榎田達治」は、祖父の名前にちなんで付けられたそうです。

日本で「たっちゃん」と呼ばれているのは、タツジさんという名前が由来だったんですね。

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まとめ

今回はWBCでの活躍が話題のヌートバー選手について調査しました。

ヌートバー選手は生まれも育ちも国籍もアメリカですが、母親が日本の方なので日本代表として出場しています。

日本が大好きで、アメリカでも日本人に近い暮らしをしていて、親近感がわきました。

日本の代表として戦いたいという夢を叶えたヌートバー選手。これからの活躍も楽しみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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